今週のワイン⑵Rebel・FP Bical& Alinto

recife

2018年02月14日 15:58

こんにちは!
相変わらず寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

先週に引き続き、今週も!
今週のワインのご紹介をしていきますね♪

今週のワインは、こちら!
赤ワインはLuis Pato(ルイス・パト)からRebel
白ワインはFilipa Pato(フィリッパ・パト)からFP Bical&Arinto



そう、このルイスさんとフィリッパさん…
親子なんです!!
親子それぞれワインをつくっているなんてかっこいいですよね。

まずはお父さんのルイス・パトさんのご紹介から!

彼はポルトガル中部にあるバイラーダ地方にワイナリーを持ちます。
この地域、赤ワインの90%は
バガという黒ブドウで作られているんです。
バガは、厚い果皮が特徴
ワインの色合いも、酸とタンニンの味わいも濃厚で
長期熟成により、ピノ・ノワールのような風合いを持つといわれています。

もともとは安いワインの代表などと蔑視されていたバガ…

ルイス・パトさんはこのバガの可能性にいち早く気付き
ブドウ造りからワイン造りを改革していきます。
そして現代のバイラーダ産プレミアムワインのベースを造り上げました。

このことからルイス・パトさんは”ミスターバガ”とも呼ばれているんです。

そんな彼、アインシュタインならぬ”ワインシュタイン”と自らを呼びます。
アインシュタインのように自由に、自らの思いに忠実に生きたい
そんな自由を愛する思いが
この”悪ガキ”を意味するRebelにはこめられているのです。


彼の自由な雰囲気が伝わりますね。
おちゃめ!笑

お次は娘のフィリッパさんのご紹介です!

彼女は大学を卒後後、フランスやオーストラリアにて
ワイン造りの修行を積み

ポルトガル(バイラーダ)に戻ったあとも
お父さんのルイスさんにワイン造りを学びつつ
自らのワインにかける情熱と信念を持って
独自のワインを産み出しています。

お父さんであるルイス・パトが造り上げた
バガワインのスタイルに対して異なったアプローチを展開しています。
ルイス・パトさんが果実味とタンニンが高い次元で
バランスしている味わいに対して
エレガンスを追求し、わらに磨き上げたスタイルの
ブルゴーニュや北部ローヌを彷彿とさせる
味わいを持ったワインを生みだしました。

彼女の白ワインはポルトガルの中でも
トップクラスと言われています。

今週のワインでは
熟した果実のアロマとミネラル感
そしてわずかにスモーキーな香りも楽しめますよ。


これからも目の話せないこのパト親子のワインを
ぜひ味わいに来てくださいね♪

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