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Posted by チェスト at

2018年04月18日

今週のワイン(9) Haute Lige

みなさんこんにちは!

今週のワインはこちらです♪


Haute lige(赤)
600円

これに加えて、先週の引き続きpetit closと、ポルトガルワインのPE TINTOもお楽しみいただけます♡

Haute ligeは南フランスの日差し、そして乾いた風の中というとっても気持ちの良い天候でのびのびと育ったカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローによって造られます。
この天候を思い浮かべただけで、夏が大好きな私はニヤニヤしてしまいます。笑
それだけではなく、私はこのワインとっても大好きなんです!

実は、天気がワインの味わいに影響を与えるようで、緯度が高く寒い国と緯度が低く暖かい国ではぶどうの特性も変わってきます。
やはり、暖かい国ではぶどうもよく熟しますから、熟すにつれ、甘く酸味も低くなってきます。

例えば、ワイン生産国の中で緯度の高い国であるドイツでは、酸味が強く味わいも軽いぶどうが育ちます。
その一方で、太陽がさんさんと降り注ぐ、南欧スペインのワインはアルコール度数の高いリッチな味わいになります。

とはいっても、ワインの酸味やアルコール度数は、ぶどうの品種の個性や、その収穫時期などもワインの味わいに影響を与える一つの要因になるため、
一概に寒い国のワインが酸っぱくて軽やか、暖かい国はアルコール度数が高くてリッチな味わいだとは言い切れません。

あくまでそのような傾向があるということですね。

それでも、夏が大好きな私にとって、私の好きそうな天候で育てられたぶどうで造られたワインが私の好みの味わいだというのはなんだか納得してしまいますし、
このHaute ligeを飲むたびに、南仏の気持ちいい天候を思い浮かべてはにやにやしてしまうのです。笑

味わいは、ブラックチェリーやカシスに代表される果実みに溢れ、甘いタンニンがワインを引き締めています。
飲みごたえのあるワインですよ!

最近は寒い日もはさみますが、太陽の恵みも感じられてどんどんと夏が迫ってきているのがわかりますね!

そんなわくわくする今日この頃。
南仏のステキな気候を思い浮かべながら、Haute ligeをぜひ楽しんでみませんか?

今週もrecifeで気軽に美味しいワインを楽しみましょう♡  

Posted by recife at 15:36Comments(0)

2018年04月11日

今週のワイン(8) Menguante ・Petit Clos

みなさんこんにちは♪


今週のワインはこちら!



Menguante(赤) Petit Clos (白)
各700円

Menguante はスペインからPetit Clos はフランスからのワインです。
どちらともバイオダイナミック農法をで栽培したぶどうを使ったワイン造りが採用されています。

バイオダイナミック農法、みなさんご存知ですか?

ビオという言葉は耳にしたことがあると思います。
これは古代ギリシャ語のbiosに由来する”生命”を意味し、もう一つのダイナミックは古代ギリシャ語のdunamis”力”です。
この2つからバイオダイナミックとは、”生命の躍動”、”生命力”という意味になります。

そう、バイオダイナミック農法は生命力を存分に活かしたした農法なのです。

太陽や月をはじめとする天体や星座が、植物に与える影響をよく観察しながら
種まき、苗植え、調合剤の準備などの作業を進め、
施肥、収穫などの時期も天体の動きに合わせて選択します。

ここの調合剤とは”水晶”、”カモミール”、”たんぽぽ”、”牛の角”などから造られる{自らを調和することができる力}を与えるためのものだそうです。

わたしはバイオダイナミック農法について調べていくうちになんだか、おまじないっぽくて本当に効果があるのかな?なんて思ってしまいました!笑
そんなことを思ったのはわたしだけではないらしく、宗教っぽいなんていう声もあるそうです。

しかし!!!
欧州におけるバイオダイナミック農法のワインのブドウ栽培は成功しています!
科学的根拠は未だにわかっていないものの、
ワイン造りからその有効性というのは実証されているんです!

それにしても科学的なものを使わずに自然の力だけで育てられているって飲む側としてもすごく嬉しいことですよね♡

われらがrichardとkaoriさんが前回の欧州研修にて見学したNiepoortのワイナリーの動画でも、バイオダイナミック農法の、カモミールやバイオダイナミックカレンダーについて触れていますのでこちらもぜひ見てみてくださいね♪

https://www.facebook.com/recifetereza/videos/1574430085976675/

動画の中で、2時間おきに天気を記録していたり、月の満ち欠けも観察しています。
このようにかなり細かく大切に自然や天体を観察しているからこそ良いブドウが育てられるのか!と納得ですね♪

さて、今週のワインのご紹介に戻りますが
赤のMenganteは100%ガルナッチャというブドウの品種が使われています。
またMenganteというのはwaning moon(欠けていく月)を意味します。
月の満ち欠けがブドウの栽培に大きく影響していることがワインの名前にもなっていますね。
味わいは、バニラやタバコ、杉、レッドカラントを思わせるスモーキーで複雑な香り、ガルナッチャならではのしっかりした果実味、そして洗練されたタンニン、長い余韻が特徴です。

白のPetit Closは100%ミュスカデという品種が使われています。
リンゴをはじめフレッシュなフルーツ香に満ちた香味の下に、しっかりとしたミネラル感があり、土地の持つ独自で豊かなミネラル感を見事に表現しています。

今週もrecifeで気軽にワインを楽しみましょう♡
お待ちしています♪  

Posted by recife at 16:16Comments(0)