2019年07月26日
ドウロらしくないドウロワイン
みなさんこんにちはー!
梅雨!明けましたね!!!!
夏だ〜〜♡笑
今週は夏の始まりにピッタリのワインをご紹介したいと思います♩
グラスから飲めるワインです。
今週はポルトガルのドウロから。

ポルトガル北部。
世界自然遺産にも登録された、川沿いの段々畑。
ポートワインが有名で、
ポートワイン:スティルワインは4:6!
凝縮感のある重厚さ、力強さを持ったワインを生み出します。
そんな美しいドウロ沿いの渓谷に4つの葡萄畑をもつワイナリー、コンセイト・ヴィニョスから☺︎
数少ない女性醸造家リタ・フェレイラ・マルケスがそこでワインをつくります。
「クールでマイルドなテロワール」
という彼女のワインは、ほかのドウロワインとは一味違う。ドウロだけど、ドウロらしくないワイン。
そして、グローバルな彼女。。。
年末に仕込みが終わったら、
契約農園から購入する南半球の葡萄たちの元へ飛んで、なんと2回目の醸造をすることも。
過去にはマールボロ(ニュージーランド)のソーヴィニオン
現在では、ケーブタウン(南アフリカ)のシラーを手がけています。
最近アルゼンチンもいいなあ。息子が大きくなったら。。。なんて言っているそう。笑
アクティブグローバルな彼女のワインから、
今週はこちら

Contraste White 2014
(コントラステ ホワイト)
使用している葡萄
ラビガト
コデーガ・ド・ラニオト
コデーガ
アリント
などの古い木々から様々な葡萄が使われています◎
コンセイトのスタンダードライン。
熟成をあえて短くし、
よりフレッシュな果実味です。
ボリューミーでドライ。
バランス良くてスッキリだけど、フルーツの程よい甘みがほんのり。
キンキンに冷やして、暑さを吹っ飛ばしましょう!!!
今週も元気にお待ちしておりますー!
2019年07月18日
メヌトゥーサロンでつくるピノノワール
皆さんこんにちはー!
もう夏のようなまいにち!
もう梅雨明け宣言していいんじゃないなかなー?なんて思ってます笑
今週も週替わりでグラスからお楽しみいただける、“Weekly Wine”ご紹介していきます♩
今週はフランスです☺︎
フランスロワール地方にあるドメーヌ・ペレというワイナリーから。
ロワール地方は、
フランス最長のながーーいロワール川沿いに広がるワイン産地。
4つのエリアに分かれる大きな産地なので、同じロワール地方でも場所によって特徴がバラバラ。
その4つの中でもいちばんフランスの中心よりのサントル・ニヴェルネ地区にある、メヌトゥー・サロンという場所にドメーヌ・ペレはあります。
冬は冷涼、夏は暑いメヌトゥー・サロン。
西のメヌトゥー村と
東のモローグ村にわかれていて、
特にモローグ村はワイン造りで注目されています。
そこにこのワイナリーはあるんです。
モローグ村がなぜ注目されてるかというと、
標高が高く、畑の傾斜が強い地形。
標高が高いと気温は低く乾燥。
気圧が下がり、葡萄はゆっくりと成熟。
畑の傾斜が強いと日当たり抜群。
良好な葡萄に必要な糖分を作るための
光合成もどんどんできちゃいます。
それに水はけもいい。
おひさま大好き乾燥大好き!な葡萄たちにはもってこいな土地、モローグ村。
そこでつくるワインから今週はこちら

メヌトゥー・サロン・モローグ ルージュ
グラス¥800
ボトル5300
テイクアウト¥4300
ピノ・ノワール100%
ピノ・ノワールは
果皮も薄く、カビにも弱く、わずかな気候変動にも敏感なとってもとっても繊細な葡萄。
なので慎重に手摘みされます。
甘みはほぼなく
渋みは控えめ
酸味がやや強めで
エレガントで繊細な味わい。
フランスブルゴーニュで主に栽培されています。
このワインはメヌトゥー・サロンのテロワールをしっかりと生かした味わいで、
ブルゴーニュのピノ・ノワールとはまた違った味わいです。酸味が程よい優しい味です。

メヌトゥー・サロン、モローグのピノ・ノワールを100%使用したワイン、是非Recifeに味わいにいらしてくださいね☺︎
そのほかもグラスワイン赤白3種類ずつあります。
お好きなワインをお楽しみください^_^
1杯から全然オッケー!
お気軽にお越しくださいね♡
今週も元気にお待ちしております♩
2019年07月11日
ポルトガル初ビオワイン、アフロス
皆さんこんにちは!
先週末はパーティが続き、
沢山の方にRecifeを楽しんで頂き、
そして、大切な1日の場所にRecifeを選んでいただいて。
本当に本当に嬉しいです♡

みなさん楽しそうだったなあ〜♡
さて。
今週のグラスからお楽しみいただけるワイン
ご紹介していきますー!
今週もビオワイン。
ポルトガルのヴィーニョヴェルデ という場所にある、
ポルトガル初のビオディナミワイナリー「APHROS(アフロス) 」から。

ここのオーナーヴァシュコ・クロフトは建築家で、
かつて、シュタイナー教育理論・造形をイギリスで学びました。
帰国後、家具デザイナーや、シュタイナー教育の普及に励みました。
このシュタイナー教育。
オーストラリアの哲学者、神秘思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱したもので、
“科学的・神秘体験を通じて精神世界を、研究する” 「人智学」を確立したことで知られています。
つまりは、
自然の素朴さ、温かさを大切に。
芸術的なものに触れると感情が高まる。
その感情と共に入れた知識は定着。
自由な人間を育てよう!
という教育です。。。
なぜこのシュタイナー教育をこんなに説明するかというと、
このシュタイナーさんが、“農業講座-農業を豊かにするための精神科学的な基礎”
つまりバイオダイナミック農法を講義しました。
ビオディナミ農法はシュタイナー農法とも呼ばれているらしいです。
だから、その教育を学んだ彼、ヴァシュコ・クロフトが自分のワイナリーのワインでビオワインを作るのは納得も納得!
アフロス のワインは人工的動力ゼロ。
すべて手作業。

ポルトガルビオワインのリーダー的存在の彼が作るワインから今週はこちらを!

APHROS TEN 2015
グラス¥700
ボトル¥3400
テイクアウト¥2300
ブドウはロウレイロ100%
アルコールは10%と低めのさわやか辛口。
輝くシトラスカラーに
イキイキレモンの香り。
ライチ、フローラルのフレッシュな風味。
さわやかな酸味と、ほのかな甘みが程よく調和しています♡
魚介料理と合います◎
ムール貝の白ワイン蒸し
白身魚のレモンディルソテー
などなど、Recifeのメニューにも相性◎
お気軽に一杯からどうぞ♡
今週も元気にお待ちしておりますー!
2019年07月04日
ビオのミカナチュール
皆さんこんにちは!
昨日までの雨は嘘のように晴れましたねー!
今週のグラスからお楽しみいただけるワインはこちら

MICA NATURE(ミカ ナチュール)
グラス¥700
ボトル¥4200
テイクアウト¥3100
ポルトガルのなかでも白ワインが主流なヴィーニョヴェルデ という地域にあるワイナリー、VINIBIO(ヴィニビオ)から。
ヴィニビオは4人のブドウ栽培農家による共同組合。
いままで大手生産者にブドウを売ってきた人たちがワイン作りを共有し、本当にいいヴィーニョヴェルデ をつくろう!という目的で作られたワイナリーなのです。
そのうちのひとりの、フィルナンド・パイヴァがこのMICA(ミカ)を作っています。
彼はヴィーニョヴェルデ だけでなく、ポルトガルでビオディナミのパイオニア的存在!
そんな彼がつくるビオワインMICA NATUREは、ロウレイロ100%
ロウレイロは月桂樹(ローレル)を思わせる独特な風味なことからついた名前☆
ほのかに酸味、フルーティで、複雑さを与え、ブレンドに使われることが多いブドウですが、
このワインに使われているのはロウレイロのみ!
このMICA NATUREは少し早い段階で収穫したブドウのみを使うので酸があって、かなりフレッシュ✳︎✳︎
そして、
プレス(圧搾:果汁を抽出)の時に入れる酸化防止剤、亜硫酸の代わりになんと栗の花をいれるのだとか!!
さらに野生酵母でアルコール発酵。
フィルターも安定化処理もなし。
正真正銘のビオディナミ。
ちなみにこのMICA(ミカ)という名前は、
“雲母”という意味で、
雲母が土壌の高い割合を占め、ワインに際立つミネラルを与えてくれることからつけられました。
酸味あり、辛口フレッシュなMICA NATURE。
ジメジメでな毎日ですが、
フレッシュなワインをRecifeで飲んで、
スッキリしましょうー!
今週も元気にお待ちしております♩
お越しの際はお気をつけくださいね。