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2009年09月21日

9月21日の記事




先週あるイギリス人が旅の途中でレシフェを訪れてくれました。



ジョンはイギリスで有名なライターで、何でも次のフィルムの題材として色々な異文化の歴史を調べた結果、強く興味を惹かれたのが、西郷隆盛氏だったそうです!


今回はそのリサーチの為に鹿児島を訪れたそう。

左端にうつっているのがジョンさん!


こんな風に遠い異国の方が日本の、そして薩摩の歴史に興味をもってわざわざ訪れてくれること、本当に嬉しいですね。そしてそんな薩摩の地に生まれたこと、誇りに思います。



最近読んだ本にこんなことが書かれていました。


イギリスが憲法の代わりに指針としているのが
「コモンセンス」。イギリス人の態度の背景には紳士協定の精神が息づいていて、コモンセンスに従って行動していく。ここで言うコモンセンスとは単なる常識ではなくもっと大きなもの、時代や国や文化圏を超えて広く人々に共有されるような常識。



英国紳士はそのコモンセンスの備わった、行動のインテリジェンスの表れだそうです。そこで重要なのが忍耐力。絶える為には知性と経験が必要です。コモンセンスはその忍耐力が大前提だとか。


経験知の少ない人がいきなり英国紳士のコモンセンスを真似しようとしても少し無理なこと。それには様々な経験を積むしかない。 人は自然や他人芸術音楽異文化糧に成長 します。 人生において様々な経験を積むこと、人生に正面から向き合うこと。 楽しいことだけではなく、嵐のような体験をした先に初めて現れる人生の深みや厚みが現れるのではないでしょうか。

と、その本は締めくくられていました。


この著者にいたく共感し、そうそう!だから私はこの著者が好きなんだよなーって改めて深く感銘を覚えた所でした。


長々と書いてしまいましたが…(笑)



今回思ったこと。
西郷さんはそのコモンセンスの備わった限りなく英国紳士に近い薩摩隼人だったのではないでしょうか? そして今回出会ったジョンさんもとても素敵な英国紳士でした。



私自身、男女問わず会社と家の往復でテレビばかり見ている人より、意識を外に向けて色々な経験を積んで、人との出会いを大切にしている人の方がずっとずっと魅力的で無条件に惹かれてしまう傾向にあります!



レシフェに来て下さるお客様もそんなお客様が多いような気がします。


次にジョンさんが鹿児島を訪れる予定なのは一年後。


その時には今よりずっと経験値を上げて、素敵に成長出来ていたらいいなと思います!


その為に日々努力ですね☆


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Posted by recife at 21:53│Comments(0)STAFF DIARY
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