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2019年08月01日

ポルトガル ヴィーニョヴェルデから海のような白ワイン

こんにちはー!
今日から8月!!
皆さん、夏を満喫していますか?


今週も夏にぴったりなポルトガルのヴィーニョヴェルデから、おすすめの1本をご紹介します!


今日ご紹介するワインは、ポルトガルのcasa de mouraz(カーサ デ ムラージュ)から、Antonio lopes ribeiro Vinho Verdeです。


夫であるアントニオの家族はポルトガルの中部DAOで16世紀から何世代にもわたって葡萄作りをしてきた歴史ある葡萄農家でした。


小さい頃から近くでワイン作りを見てきたアントニオは、いつか自分もここでワイン作りを、、と思いつつも、リスボンに出て都会暮らしを始め、アートマガジンの編集者として働きます。

そのリスボンで出会ったのが、リスボン生まれのサラ。サラはダンスの先生として活躍していました。

そんなアーティスティックな2人が夫婦となり、彼の生まれ育った場所でオーガニックに基づいたワイン作りを始めたのは2000年。アントニオが若い時に抱いたワインづくりをしたいという夢を、2人で追うことに決めました。



都会育ちのサラにとって、田舎暮らしは何もかもが勝手が違い、とっても大変だったとそうですが、次第にワイン作りの虜になり、彼らは様々な土地の魅力に触れ、DAOだけではなく、ヴィーニョ・ヴェルデ、アレンテージョ、ドウロの4箇所に畑を持っています。


そんな彼らが作るヴィーニョヴェルデのワインが今週のグラスワインに登場です。




Antonio Lopes Ribeiro Vinho Verde 2015

ヴィーニョヴェルデの白と言えば、Loureiro(ロウレイロ)という品種をよく目にします。

ポルトガル語で、ロウレイロとはローリエ(月桂樹)という意味。その名の通り、このロウレイロで作られたワインは月桂樹の花や、りんごや桃と言った香り豊かなワインが出来上がります。

そして、ヴィーニョヴェルデはポルトガル北部の海に近い場所ですので、その味わいには少し塩味が含まれることも。

果実味溢れる豊かな香りと甘さのなかに、ほんのりと塩味がプラスされ、単なる飲みやすいだけのワインとは異なります。


その上、彼らはこのワインを自然発酵でつくっています。
自然発酵とは、簡単に言うと、葡萄を潰して置いておいたら勝手にアルコールになってワインになったー!というものですが、シンプルだからこそ、失敗も多いのがこの方法。

でも、この自然発酵は、ワインが生まれる環境を代弁するには一番の技法とも言われます。

そして、ラベルの写真はポルトガルの写真家ヴァルターヴィンアグレが手掛けます。
ポルトガルの海を切り取ったこの写真は、とても落ち着いていて、おだやかで、爽やかで。まさにこのワインのよう。




冷やしたこのワインを海で飲んだりしたら最高かもなーなんて思わずにはいられないラベルです♪

かつてアートマガジンの編集者だったアントニオが成せる技だなーっなんて思っていたら、2人にとって、ワイン造りとは、自然と向き合いながら作品を作っていく、まさにアーティスティックな仕事なんだろうなと、納得。

品種
ロウレイロ100%

メモ
Vio
自然発酵
48時間スキンコンタクト
6000本限定

グラス 800yen
ボトル 3,800yen
Take out 2,700yen



暑い夏を乗り切るためにも、Antonio Lopes Ribeiro Vinho Verdeをぜひ飲んでみてくださいね♪









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